「年齢のせいかな…」と言うフレーズが思わず頭に浮かんでくるのは何歳なのか？
そんなことをよく考えています。
これは人によって違うので、答えは出ないのですが、
運動をしっかりしている人やケアをしている人がそう感じるのが早いようにも感じます。
老化（使いたくない言葉のひとつですが）を感じないからといって、ぼーっとしてたらいけませんよ！
年齢とともにどう身体が変化するのかをまとめてみましたので、
ご自身の身体に当てはめながら参考にしてください。
アラフォーからはゆるめる
私の実践する「ゆるめて、整えて、動いて、やりたいことを楽しむ」のおすすめ世代は30代後半以降。
20代と30代前半はまだ元気
20代は好きに身体を動かして思い切り遊ぶ！
身体は丈夫に作られていますので、やりたいことをするが一番です。
危険なスポーツをするときは怪我や事故に気をつけてくださいよ。
30代前半はまだ不調を感じないと思います。
これを読んでくださっている方は恐らく20代ではないと思うので、過去を振り返ってみてください。
ご自身の身体がどんな風に変化してきていますか？
確実に変化してますよね。
自転車と私たちの身体
身体を自転車に例えていきます。
後々のストーリーを考えたら馬車がいいんじゃないかと思ったのですが、
こういうところが曲者…
普通にイメージしやすい身近な自転車で。シンプルに（笑）
メンテナンスが必要な自転車
自転車、放置しておくと見事に錆びつきますよね。
ハンドルが歪んでいると運転しにくい。
ちょっとでもサドルが歪んでいると居心地悪く、スムーズにすすみません。
毎日、乗っていてもギーギー音が鳴ったり、ブレーキー音も大きくなったり、調子が悪くなりますよね。
使っていても、使っていなくても、劣化する。錆びついて、動きが悪くなります。
定期的なメンテナンスが必要になります。
また、整備していない自転車に乗っていると、ちょっとした上り坂でもかなりの筋肉が必要になり、疲れます。
音がうるさかったり、ブレーキの効きが悪かったりするとイラッとします。
これ私たちの身体で起こっていることと同じです。
40代になったら
30歳を過ぎた頃から、大なり小なりケアが必要な状態になっていきます。
最近は若い人でもすごく疲れを感じる人も増え、元気な人とそうでない人の差が極端にあるようですが。
そして、身体を大切にしてきていても、トレーンングを継続していても、
40歳半ばを過ぎると年齢のせいかな？と感じるようになってきます。
50歳、60歳、70歳、80歳、節目になるとガクッとあれこれくるようです！
このガクッと感じるのが数年早いか遅いかだけで、身体は必ず変化していきます。
40代のケアが年齢を重ねたときに大きな差になるように感じているので、あなたが40代ならラッキーです。
オーバー50なら今すぐ無理ない範囲で始めていきましょう。
メンテナンスが必要な身体とは
年齢とともに
腰の重さ、だるさ、肩こり、関節痛、足のむくみや冷え、痺れ、内臓の疲れ、肥満、背骨の崩れ、骨盤の歪み、動きづらさ、息苦しさ、不眠などなど、
あれこれと不調が出てきます。
ひとつでも思い当たる症状があれば、メンテナンスが必要な自転車状態。
たったひとつ、それもそんなに大したことないし、今はまだ大丈夫と思っていませんか？
このちょっとした不調はいわゆる氷山の一角で、気づかない不調が隠れています。
何十年もかけてズレや不具合が発生してきています。
ゆっくりのため、どれだけ身体が変化しているのか気づかないのです。
自分の身体に鈍感になっています。
この鈍さはとても厄介です。
病気という種が体内で芽を出していても気づけないからです。
メンテナンス方法
自転車にオイルを差し、空気を入れ、ピカピカに磨いて整備すれば、気持ちよく快適に走ってくれます。
私たちの身体も同じようにオイルを差し、メンテナンスをすれば、軽さを取り戻し快適に動いてくれます。
では、オイルを差したり、空気を入れたり、フレームや車軸の調整などのメンテナンス。
この身体で考えると何が必要になると思いますか？
その方法はたくさんありますが、私が提案しているのが「ゆるめること」です。
自転車は整備士がメンテナンスをしてくれます。
私たちの身体にも同じく整備する人が必要です。
誰かに頼むこともできますが、自分が整備士になることができます。
自分のメンテナンスは自分自身で確実にできます。
それがゆるめる動きです。
ストレッチやトレーニングとは違い、誰でも安全に始められて、すぐに効果を感じることができます。
まとめ
私たちの身体は生きている限り変化し続けます。
放っておけば、確実に錆びついて劣化し、動きが悪くなります。
幸せで健康な身体づくりには日々の継続、メンテナンスが欠かせません。
あなたができるものを始めていってくださいね。
