個人セッションをしていてよくある相談を取り上げてみることにしました！
今日は運動がどうも好きになれない、そんな方へ向けて。
私は運動が苦手な方の対応はとても得意なのです！
やっていてとても楽しいのです。
『運動が幼少期から苦手で嫌いだったのが好きになりました』
『毎日エクササイズを続けるようになりました』
こういう感想をよくいただきます。本当に嬉しいです。
身体を動かすことは誰でも楽しくできるようになります。
どうも運動は苦手と感じている方はこれを読んで自分の中にある思い込みに気づいてくださいね。
運動が嫌いな理由を書き出す
なぜ、運動が嫌いなのですか？
パッと思いつきましたか？
運動の好き嫌いは小さい頃の記憶が影響しています。
ひとつ呼吸して、過去を振り返ってください。
きっと何か嫌な記憶があるはずです。
まずはそれを言葉にする。ここから始まります。
セッションでお話を聞いていて体育の先生や親御さんに怒りがこみ上げることもありました。
上手にできなかった
友達の前で恥ずかしい思いをした
先生や親の一言に傷ついた
こういうのが多くある例です。私もありますが忘れています。
運動が嫌で苦手な方はその経験が深く心に刻まれるほどに傷ついたのです。
その記憶を大人になった今、しっかりと見てください。
理由がはっきりした状態で読み進めてください。
身体を動かすことにセンスの良し悪しはあるのか？
あまり聞きたくない言葉だと思いますが、動きのセンスの良い人と悪い人はいます。
これは習字や歌などと同じようにあります。
これはどの世界にもあり、当たり前のことです。
センスが悪くても、続けていたらそれなりに上達して行きますよね。
身体を動かすことも同じです。
長い間、身体を動かすことを極力避けてきたので、運動センサーがより鈍っている。
最初はとても勇気がいると思いますが、ここを乗り越えて自分のセンサーを取り戻せば楽しくなります。
運動を嫌になる原因があって、運動を避けてきたので、最初は動きが不自然で当たり前です。
エクササイズは競争ではない
ここでもう一度、考えてみてください。
今、始めようとしているエクササイズと昔の嫌な思い出があるものとは関係がないということ
子供のときはどうしても友達との比較が入ります。
みんなと同じようにできることが求められ、出来ないとなんで出来ないの？！と言われる。
昔は特にこういうのが多かったですよね。
また、スポーツになると勝ち負け、競争が生じます。
勝ち負けが関わってくると人に迷惑をかけたくないと身体が固くなり動きが悪くなります。
結果、負けて傷つき、さらに嫌になる。
今、あなたが取り組もうとしているエクササイズはスポーツではないですよね。
競争ではないです。
安心してください。
心の緊張スイッチが無意識に入りやすいので、これに気づいて外してくださいね。
動きに正しい間違っているはない
運動が苦手な方は自分の動きに自信がない。
動きに自信がないから、この動きは合っているか、間違っているかがとても気になります。
正しい動きに縛られないで欲しいのです。
動きに正しい、間違っているはないです。
動ける動きでいいのです。
その動きをした時に身体のどこがどう感じるかをキャッチする。
ここのセンサーも鈍っているので、最初は感じなくて問題ないですよ。
繰り返していくと分かってきます。
運動に抵抗がある方はどうしても正しく動かそうとします。
気持ちよく動かすことを忘れがちです。
できない、やっぱりできない…そんな風に自分を苦しめているだけです。
最初は思うように動かなくていいのです。
動きが変なように感じてもいいです。
心と身体が自然とつながって楽しくなる
続けていると「あー、こういうことか」とつかめるようになります。
これは不思議だけど必ずやってきます。
その時にする表情、放つ光はとても美しいです。
あの美しさは感動しますよ。
その人の周りがキラキラしているんです。
その方なりの理解ができた瞬間ですね。
心と身体がつながっているのだと思います。
運動嫌いだった方ほどその光は大きいように感じます。
心と身体が大喜びしているのだろうと私は受け取っています。
まとめ
運動が苦手だったとしても健康なからだづくりのためのエクササイズには問題がありません。
昔の嫌な記憶と今を結びつけないようにしてください。
そして、動きには正しい動き、正しくない動きもありません。
最初は戸惑いや不安になることもあると思いますが、今まで積極的に動かしてこなかったからだけです。
身体は動かして使うように作られているので、
誰だって感覚を取り戻して心地よく身体を動かせるようになります。
自分のために心と身体をともに動かすととても気持ちいいものですよ。
