美しいボディラインに筋トレは必要なのかと悩んでいる方へ

美しいボディラインに筋トレは必要なのかと悩んでいる方へ

クロスフィットや筋トレが女性の間でも人気が高まっていますね。

あなたは筋トレにどんなイメージをお持ちですか?

筋トレが好きですか?

あまり好きではない…
好きではないけど筋トレはした方がいいのですよね…
だって、筋力は落ちていくし、体型も崩れていくし。

そんな答えの人はぜひこのまま読み進めてください。

このブログを読むと筋トレとは何かが分かり、健康なからだづくりに必要なことが分かります。

筋トレでどんな嬉しいことが実現すると思っていますか?

やはり、美しいボディラインじゃないでしょうか。そして、体力がついて疲れにくくなる。

他にもあるかも知れないですね。どんなことを思いつきましたか?

筋トレとは

まずは「筋トレ」とは何かをクリアにしておきましょう。

人それぞれ言葉の定義が違うし、テレビや雑誌の情報などでなんとなくこういうものと思い込んでいることが多いので。

文字通り「筋肉のトレーニング」です。

うぅん?!それってどういうこと?

筋トレとは、負荷(レジスタンス)をかけながら、筋肉を収縮させるエクササイズ

筋肉を構成する筋線維は負荷がかかることで、一部が破断され修復されます。「破壊」と「修復」を繰り返すことで筋肉を太く強く育てていきます。

ヨガやピラティスと違うのは負荷をかけるところですね。ピラティスなどは自重(自分の体重)を使ってトレーニングします。

ダンベルトレーニングをして感じたこと

私もはるか昔ですが、ダンベルトレーニングをしたことがあります。

私が実際に筋トレをして感じたのはこちら。

筋肉がキュッと引き締まる

筋肉が引き締まるとボディラインが美しくなっていく気がしますよね。当時は二の腕が気になってダンベルをしたのですが、思うように華奢な二の腕にはならなかったです。

私はガッチリ体型(固太りタイプ)、冷え体質だったので、筋肉がより固くなる感じもありました。筋肉が引き締まるのは気持ちいいのですが、同時に重さも感じていました。

このブログでは負荷をかけて行うトレーニングを筋トレと捉えますので、そこを理解して読み進めてくださいね。

「筋トレすると体力がつく」は勘違い?

筋トレをしたら疲れにくく体力がつくわけではなく、筋肉を動かしたら疲れにくくなり体力がつきます。

筋肉を動かすのが大事なポイントです。筋肉は動かした方がいいです。動かさないまま放置するとと錆びついてきます。

私は筋トレをしていませんが、筋肉を動かすことは日々意識しています。

あなたに合うトレーニング方法は?

では、あなたに合う筋肉とのつき合い方(トレーニング法)を見つけていきましょう!

筋肉を大きくしたい、汗をしっかりかきたい、トレーニング後の解放感が好きな人は負荷をしっかりかけた筋トレがいいでしょう。

できればしんどいトレーニングは避けたい、自分のペースで静かにしたい人は、ヨガやピラティスという選択肢もあります。

負荷をかけずに筋肉を動かすことでも筋肉は鍛えられます。ウォーキングやジョギングといった有酸素運動でももちろん筋肉は鍛えられます。

スポーツのパフォーマンスを上げたいなど特定の目的がある場合は負荷をかけて行うエクササイズがいいかも知れません。

意外に知らない筋肉のこと

健康になるためには筋肉のサポートが必須。
”筋肉”という言葉は知っていても、数や種類、働きを詳しく知らない人も多いのでは・・・?

・筋肉の数
大小の筋肉が約600

・筋肉の種類
随意筋
自分の意志で動かせる筋肉(骨格筋)
不随意筋
自分の意志で動かせない筋肉(心筋、内臓や血管周りの筋肉)

・筋肉の特徴
遅筋
瞬時に大きな力を発揮することはできない
疲れにくく、長時間にわたって力を発揮し続ける
歳を重ねても衰えにくい
イメージは長距離選手
〈有酸素運動で鍛えることができる〉

速筋
瞬時に最大の力を発揮することができる
疲れやすい
20歳前後から衰えが始まる
イメージは短距離選手
〈負荷をかけた運動で鍛えることができる〉

・筋肉の働き
身体(骨格)を動かす働き 〈主動筋、拮抗筋〉
重力に対抗して姿勢を保つ働き 〈抗重力筋〉
内臓を保護する働き

主動筋と拮抗筋のバランスが大切

身体を動かすときは、メインに働く筋肉〈主動筋〉とその反対の動きをする筋肉〈拮抗筋〉が働きます。主動筋と拮抗筋のバランスを考えてトレーニングすることが大切です。

この主動筋と拮抗筋で分かりやすいのが二の腕トレーニング。

女性が気になる二の腕の部位は上腕三頭筋のプヨプヨです。腕立て伏せやウェイトなどで鍛えられるのは上腕二頭筋です。上腕三頭筋の筋肉を意識しているつもりが上腕二頭筋をメインに使ってしまってたくましい二の腕になっていることがよくあります。上腕三頭筋はちょっとの動きで鍛えられます。負荷をかけると上腕二頭筋や他の部位の筋肉がメインに動きだすので気をつけてくださいね。

姿勢が崩れてきた、疲れが溜まりやすい場合は抗重力筋を鍛える

抗重力筋が低下すると姿勢が悪化し、放置しておくと歩行困難につながります。

抗重力筋とはいわゆるインナーマッスルと言われる背骨まわりにある筋肉になります。

地球で生きている限り、重力から解放されることはないのでとても大切な働きの筋肉です。

激しい腹筋運動をするとアウターの腹筋を鍛えることになるので、息を吐いてお腹を凹ませるドローインで効果ありです。体幹トレーニングはハードなものもありますが、穏やかなものでも十分に効果は出ます。

まとめ

私たちの身体には様々な筋肉が存在し、元気に動くための手助けしてくれています。

筋トレが苦手ならそれ以外のトレーニングでしっかり筋肉を動かせば、筋力は柔軟性を保ち、美しいボディラインづくりは可能です。

歩くことが少なくなり、家事も家電がしてくれるようになり、日常で身体を動かす機会が激減しています。
だから、筋肉が衰えてボディラインが崩れやすくなるだけです。

筋肉を動かすと私たちは元気に明るい気持ちになります。
適度な運動は年齢問わずにすべての方にしてもらいたいです。

家事を丁寧に行なう、ストレッチ、ラジオ体操、散歩など自分が楽しめて継続できることを見つけてください。

身体にはたくさんの筋肉があるので、まず自分の求める美しさに必要な筋肉はどこなのかを明確にするのもいい始め方ですね。

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