身体を引き締めたいならピラティスがおすすめ

身体を引き締めたいならピラティスがおすすめ

みなさんはピラティスをご存知ですか?

聞いたことがあることがある人は多いと思います。
ヨガほどの認知度はまだありませんが、ずいぶんと一般的なトレーニングになりましたね。


2000年頃、ハリウッド女優やマドンナがピラティスを始めてピラティスブームが起こり、日本へピラティスがやってきました。
当時はピラティスと言っても「えっ?」とよく聞き返され、「ティラミス?」と言われる状況でした。とっても懐かしい…

さて、ピラティスと聞いてどんなイメージが浮かびますか?

すっきりしたボディ

ハードなエクササイズ

難しそう

姿勢がよくなる

「がんばってトレーニングしたらキレイになる」

そんなイメージをお持ちの方が多いような気がします。

ピラティスに興味のある方はご存知かもしれませんが、ピラティスの歴史から見てみましょう。

ピラティスとは?

ジョセフ・ピラティス氏(1800年〜1967年)が提唱した健康を手に入れるためのオリジナル身体調整法です。

ジョセフ・ピラティスは1880年にドイツの小さな町で生まれました。くる病、喘息、リウマチ熱に苦しむ幼少時代を過ごしましたが、病を克服するために様々なトレーニングやスポーツ(体操、スキー、ボクシング、ヨガ)を行い、14歳の頃には素晴らしい健康体を手に入れたと言われています。相当な努力家ですよね。

第一次世界大戦中に捕虜となり収容所に抑留されました。この頃に仲間の健康の回復や負傷兵のための身体調整法を始めました。当初はコントロロジーと名付けられ、これがピラティスの始まりです。

独創的なアイデアでスプリング(バネ)を使い、寝たきりでもできるようにオリジナルの器具も発明しました。

その後、アメリカのニューヨークへ移住し、彼の独特のメソッドは口コミで上流階級やバレエダンサーへと広がりました。教え子を通じて彼のメソッドは世界中へと運ばれ、その地域でそれぞれの形で発展しました。

彼の提唱したピラティス・メソッドは多岐にわたり、呼吸や体幹を意識した動きは現在の様々なトレーニングに取り入れられています。

彼が残した有名な言葉

「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回ですべてが変わる!」

“In 10 sessions you’ll feel the difference, in 20 sessions you’ll see the difference, and in 30 sessions you’ll have a whole new body”.

ピラティスの種類(流派)

ピラティスの原型、コントロロジーが始まったのが100年以上も前です。

この100年で人間の身体についてもより詳細に分かるようになり、ピラティスという身体調整法はそれぞれの形で進化しています。私がピラティスに深く関わっていたのも10年も前になります。

今はまた新たなピラティススタイルが展開されていると思いますが、これからピラティスを始める方の参考になれば嬉しいです。

ピラティス氏亡き後、教え子がそれぞれにピラティスを発展させていきました。それが第二世代、第三世代…と言われています。

日本にはいくつかのピラティスの組織があります。茶道や華道のように流派があるイメージです。

基礎となるエクササイズは同じですが、どこに重きを置くかでスタイルが変わってきます。

リハビリメイン、スポーツなどのパフォーマンスアップ、姿勢改善やスタイルアップなど団体によってカラーが違いますので、ここは面倒に思わずに自分に合うものを見つけることをオススメします。

ピラティスレッスンの種類

マットエクササイズと専用マシンを利用したエクササイズ

専用のマシンにはリフォーマー、キャデラック、バレル、スパインコレクター、ワンダーチェアーなどあります。

個人的にマシンが大好きです。マシンを使うと可動域も広がり、身体を細部まで使えるようになるのでオススメです。
とにかく楽しい!マシンレッスンを繰り返していると苦手だったマットエクササイズがスムーズにできるようになっています。

グループレッスンとプライベートレッスンの違い

私が習っていた頃はマシンのグループはなかったのですが、今ではマシンのグループもあるようです。

ピラティスは普段意識できないところを使っていく、呼吸と動きの連動性など細かく見ていくので、効果をあげたいなら断然プライベートレッスンです。

リーズナブルなグループレッスンとプライベートを上手に合わせていくと望む身体が早く手に入ります。

グループレッスンとプライベートの違いはこちらの記事にまとめています。

ピラティスのグループとプライベートレッスンの違いについて

ピラティスの特徴

体幹トレーニング

一般的にピラティスは「体幹トレーニング」と言われています。

体幹トレーニングとは身体の中心部分である腹筋や背骨周りの筋肉を鍛えます。体幹がしっかりしてくると日々の疲れが軽減され、姿勢も良くなります。

呼吸法

そして、もうひとつ重要なのが「呼吸」です。

呼吸と動きを連動させ、勢いて身体を動かすのではなく流れるように身体をコントロールします。反動を使わない動きからしなやかな筋肉を育むことができます。

どのエクササイズもひとつずつの動きに意識を集中させ、普段使っていない筋肉を意識して動かします。

継続すること全身の左右バランスが改善され、不調や痛みの改善につながります。

まとめ

ピラティスは細部まで意識するので、血流の流れがよくなり、むくみや冷えが改善され全体的に引き締まってきます。

また、動かす筋肉を意識するので、ウエスト引き締め、美脚、後ろ姿(背中)など目的に合わせたプログラムが可能です。

反動を使わないため内側の筋肉を鍛えることができるので、しなやかなキレイなボディラインを手に入れることができます。

引き締めに効果抜群のピラティスに興味を持たれた方は一度お試しくださいね!

そして、ピラティスは難しい、ハード過ぎると感じた方、もしくはすでにそう感じている方はご安心ください。

今の私はハードなピラティスなしで健康とスタイルを維持しています。
どうやって?!興味を持たれた方はこちらの記事をお読みくださいね。

 

私が効果抜群のピラティスをしなくなった理由

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